カサイユウBlog

ゆるめに生きてる元風俗嬢ライターです

妊娠中の心おぼえ 01「妊婦と満員電車」

妊娠6ヶ月から9ヶ月にかけては、安定収入を求め、派遣会社に登録して働いていました。

この数年は渋谷・歌舞伎町・ゴールデン街あたりでの飲み屋稼業、そしてライター業のみで生活してきた私。会社という場所でデスクワークに励むのは、実に20代前半ぶりのこと! 職場に恵まれ、トラブルひとつなく働くことができたのは、とてもラッキーでした。

妊娠している状態で働いたうち、気にかかったことを強いてあげるなら、満員電車にまつわることでしょうか。

妊娠しててもしていなくても、通勤したくありません!

派遣会社を通してありつけた仕事は、9時始業のデータ入力業務でした。

9時前に出社するには8時台の電車に乗らなくてはいけませんが、それでは当然、通勤ラッシュの時間帯にぶつかります。というわけで予定より20~30分ほど早い電車に乗り込み、混雑のピークを避けていました。

しかし30分早く出発しても、それなりに混雑しているのが都会の電車。短期派遣ということで永劫的に続くものではないから、何とか乗り越えられたように思います。私、フリーライターになった理由のひとつが「通勤したくない」ですし。

満員電車を利用するにあたり気がかりだったのは「まわりに迷惑がられやしないだろうか?」ということ、そして「意図せず腹パンを食らうんじゃないか?」のふたつでした。

どうしても気遣わせてしまうのが心苦しい

膨らんだ腹を抱えて満員電車に乗っていると、何度か席を譲っていただける機会に恵まれました。都会に生きる方々は、私が思うよりも親切だったのです。その方々こそ毎朝の混雑に辟易しているでしょうに、本当に頭が下がる思いです。感謝と申し訳なさで、胸がいっぱいになります。

座れることで腹を守るテリトリーを確保できることは、有り難いものでした。立った状態では、腹はどうしても前に出てしまいます。が、座った状態なら腰を丸めたり、荷物を前に抱えることで、腹を守れるのです。これだけで、安心感が格段に違いました。

しかし膨らんだ腹というのは、望まずとも周囲に気を遣わせてしまうもの。そもそも「満員電車に乗らない」という選択肢を取れたら良かったのでしょうが、正直なところ働けるうちに少しでも蓄えておきたかったし、何より動いていないと精神的にダメージを受ける性分ゆえ、そうも言っていられんかったのです。

安定期から新たな職場で働こうと検討される方は、少ないものかもしれませんが……。もしそのようなことがあれば、距離や収入などの条件と合わせて、始業時間とラッシュアワーを考慮しての仕事選びをおすすめします。