カサイユウBlog

ゆるめに生きてる元風俗嬢ライターです

妊娠中の心おぼえ 02「穏やかすぎる予定日」

本日、出産予定日。 初産は遅れるというけれど、私もそのパターンなのかもしれない。

「子宮の中で、何かトラブルかしら?」「このまま生まれてこないとか、そういうのはないっすよね?」リアルからファンタジーまで、事実からいささか距離のあることを考え始めるときりがない。いまだ不透明な"出産シーン"を想像すると、不安と緊張でどうにかなってしまいそうで、つい二日前には「頭がどうにかなりそうダンス」なるものを考案してしまった。ついでに軽く踊ったら、ちょっと気が紛れたような、そうでもないような。

せめて、妊娠中ずっと近くにいてくれたパートナーには、頭の中だの腹の底だのをガポッと開いて見せつけられたら良いのに。「私いま、こんなに不安なんです!! 見て見て、どうよこれ!!!」とか言って。けれど感情は私だけのものだし、誰とも分かち合えないのは仕方ない。分かりきっていることだけれど、こればかりはひとり孤独に消化するしかないのだ。

しかし心がキリキリとした状態で過ごし続けるのも、なかなかにつらい。というわけで「のんびりまつぞ」と吹っ切れたのは、予定日前日である昨日のこと。一時的に焦りを捨てて、残っていた仕事にやっと手を付けた。 東スポ裏通りWEBに寄稿させていただいている「カサイユウのガチ濡れAV日報」原稿を5本納品。こんなときだけど、いやこんなときだからこそ、仕事があって良かった。

分娩とは人生を揺らすほどの一大事だというのに、当事者である私にさえ、それがスタートする瞬間すら分からないなんて。やってくれるぜ、人体。